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【SIM | SIMカード | SIMロック|スマフォ】教えて! 初心者のためのSIMとSIMロックについて

今や生活になくてはならない存在であるスマートフォン。総務省による主な情報通信機器の普及状況によると、2015年の時点でスマホは72%と非常に高い結果が報告されています。スマホは本体はもちろんですが、SIMがないと通話もネットもできません。そもそもスマートフォンってどんな仕組みになっているのか?よく聞くSIMって何か?自分のスマホもSIMロックできるのか?をまとめてみようと思います。

はじめに

ネットや雑誌などでSIMという言葉を聞いたことがあるかと思います。家電量販店やパソコンショップに行くとSIMコーナーがあるお店もあります。先日とある家電量販店に行った時、店内放送で格安SIMの案内が流れていました。え?月額料金が安くなるのーー!と女の子がびっくりしている内容ですが、SIMってなに?が分かると今使っているスマートフォンの料金が安くなる場合があります。

これに関連する話として、平成26年に総務省はSIMロック解除に関するガイドライン改正版を公表しました。初版は平成22年までさかのぼり集まった意見をベースに改正されたものです。基本の柱はスマートフォンを自分の通信事業者しか使えないようにロックするのはNGで、ロックを解除できるように改正するというのが内容です。いわゆるガラケー時代では、事業者の端末を買って契約すると他の通信事業者では使えない仕組みでしたが、ロック解除できるようになったことで違う通信事業者と契約しても通話や通信ができるということです。その仕組みについてまとめてみます。

SIMとは?SIMロック解除とは

SIMとはSubscriber Identity Moduleの頭文字を取ったものです。このSIMカードはどこの通信事業会社なのか、通信事業者と契約締結している利用者を特定できる情報が記録されており、スマートフォンに差し込んで契約があるとネットや通話ができる仕組みです。

SIMカードのサイズも主に使われるのは3種類あり、使うスマートフォンにあったSIMを選ぶ必要があります。

SIM 規格名サイズよく使われるスマホ端末
Mini-SIM幅25mm
高さ15mm
厚み0.76mm
3Gスマホ
ポケットルータ
micro-SIM幅15mm
高さ12mm
厚み0.76mm
スマートフォンで広く採用
nano-SIM幅12.3mm
高さ8.8mm
厚み0.67mm
iPhoneシリーズ
2017年頃発売されたスマートフォン

つまりNTTドコモやauやソフトバンクなど、通信業者と契約して初めてその会社からSIMが発行され、SIMと契約先会社が紐付いているんです。スマートフォンとSIMカード双方あって初めてネットや通話ができるようになります。もしスマートフォンしかなかった場合、WiFiという無線を使えば通信できますが電話通話はできません。

以前は通信事業者は端末本体も売って回線の契約をするという販売が一般的に行ってきました。よく本体を24分割でその分月額料金からお値引きしますよ、という契約した方も多いと思います。
もし自分の会社から買ってもらったスマートフォン本体が他社で使えるとなると回線契約がなくなる懸念が出てきます。そこでスマートフォン本体にロックをかけ、SIM情報からどこの会社のSIMで、スマートフォン本体に書き込まれた通信事業者が同じ会社なら使えるようにするというのがSIMロックです。つまりSIMロックがかかっていると契約した通信事業者でしか使えません。ちゃんと契約したSIMであっても別の会社のものであれば通話とネットができない仕組みなんです。
例えばNTTドコモで回線契約時スマートフォン本体も購入したとすると、最初そのスマートフォン本体にはSIMロックがかかっており、NTTドコモが発行したSIMでないと使えません。このスマホにauやソフトバンクで契約したSIMを挿してもネットや通話はできません。

ところでナンバーポータビリティって聞いたことありませんか?例えばNTTドコモで契約してるんだけど、auに変えたいが携帯電話番号が変わるのは困るので今まで使っていた番号をそのまま使えるようにするのがナンバーポータビリティです。別途事務手数料がかかりますが、同じ番号を使い続けることができるので番号が変わったと知人や取引先に伝える必要がなくなります。スマートフォン本体を買ったばかりだとか使い慣れているとか、住所録やメールや写真の移行が面倒なので今持っているスマホを使い続けたいというニーズもあるかと思います。また海外に行った時現地の携帯電話会社のSIMカードがあれば持参した端末に差し込んで使いたいというニーズもあることから総務省でSIMロック解除に対する要望をまとめ、ガイドラインとして公表し通信事業者に対してSIMロック解除を義務化しました。但しSIMロック解除できるものは2015年5月以降に発売されSIMロック解除ができる機器となります。

SIMロック解除のメリット・デメリット

SIMロック解除することで通信事業者を自由に選ぶことができます。例えばある音楽サービスを使いたいけど、今の通信会社だと使えないから契約する会社を変えたいという時SIMロック解除しておけば契約を変えても使えます。
また海外旅行に行った時、現地の安いSIMを買って安く通信したい時SIMロック解除済みであれば使うことができます。海外旅行用のスマートフォン本体を行き先事に持つなんて非現実的ですよね、今使っているスマートフォンがそのまま使えればSIMカードを差し替えるだけで使えるので大変便利です。

SIMロック解除する為の条件

2015年4もしくは5月以降に発売された機種でSIMロック解除できる機器だったら全てロック解除できるわけではありません。また各通信事業者によって受付条件が異なります。

通信事業者名受付可能日受付可能日より前にSIMロックする為の条件
NTTドコモ購入日から100日経過した機種1. 当該回線において、過去にSIMロック解除を契約期間中に行っており、その受付から100日経過した場合

2. 機種を一括払いまたは分割払いでご購入し、分割支払金もしくは分割払金の精算が終わっている場合

注意:解約済の場合、解約日から100日経過していないこと
au購入日よりより101日目以降経過1. 当該機種を一括払いでご購入いただいている場合
2. 対象回線におけるSIMロック解除実績※があり、前回のSIMロック解除受付日から101日目以降の場合

注意:au回線契約を解約済みの場合は、解約日から100日以内であること
ソフトバンク購入日よりより101日目以降経過3つの条件が当てはまる時
1. 2017年12月1日(金)以降に、機種変更前の対象回線でSIMロック解除を行ったことがあること

2. 前回のSIMロック解除受付日から101日目以降であること

3.前回のSIMロック解除を行った機種が2015年5月以降に発売された機種
であること

但しスマホ本体代金の残金があってネットワーク制限がかかっている場合、どの通信事業者であっても解除はできません。ネットワーク制限がかかっているか、はスマホ本体のIMEI番号という固有番号で確認することができます。○が表示されていればネットワーク制限なしで、△と×はSIMロック解除できません。またSIMロック解除して別会社のSIMがささっている本体の設定など自社以外に関するサポートは受けれなくなります。安心して頂きたいのは、本体自体の不具合や修理は引き続き購入した通信事業者が対応してもらえます。

2018年5月4日追記

au、NTTドコモ、ソフトバンクで契約した本人がSIMロック解除するスマートフォンを持って行かないと解除できません。解約したスマートフォンでも契約履歴で確認されます。また契約解約した場合、解約日から101日以内でないとSIMロック解除できません。

SIMロック解除の手続き方法

手続きのタイミング

どの会社も契約期間中でパソコンから手続きすることで手数料無料となります。SIMロック解除するのでしたら、契約中でパソコンから行うのが一番安いです。

手続き方法と費用

主な手続き方法とその費用(税抜き)をまとめました。

通信事業者名パソコンショップもしくは電話手続きに必要なもの
NTTドコモ0円3,000円パソコン:dアカウント
ショップ:SIMロック解除するスマートフォン本体と契約者本人の身分確認書類
au0円3,000円パソコン:my auログイン情報
ショップ:SIMロック解除するスマートフォン本体と契約者本人の身分確認書類
ソフトバンク0円3,000円パソコン:my SoftBankログイン情報
ショップ:SIMロック解除するスマートフォン本体と契約者本人の身分確認書類

まとめ

SIMロック解除することでスマホ自体の機能は一切変わりません。SIMロック解除することで使える幅が広がり選択肢が増えますが、その分自分で設定を行わなければなりません。
しかし各通信事業者から詳しい設定の仕方も出ており、リアル店舗も構えている会社も増えてきましたので相談できる場が増えてきております。
お気に入りや使い慣れているスマホを場所、地域、通信事業者に縛られず、継続して使い続けることができます。
SIMロック解除できる条件がそろっていて、無料であればSIMロック解除にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。もちろんSIMロック解除しても同じ通信事業者を使い続けることもできます。更に可能性が広がるスマートフォン、利便性が上がるお手伝いができたら幸いです。

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