メイン回線MNP乗り換え UQモバイルからOCNモバイルにした3つの理由

NTTドコモとの合併に伴い、OCN モバイル ONEは2023年6月26日 月曜日をもちまして、新規お申し込みおよびSIMカードの追加お申し込みの受付を終了します
プライベート回線でも愛用していたOCNモバイルワンが新規受付を終了します。終了後もOCNモバイルONEのサービスは継続利用できます。
以下は受付終了前の記事です。
サブ回線はコスパ重視だから遅くてもいいけど、プライベートの回線は遅いと嫌だし慎重になってたので格安SIMへの乗り換えは避けてました。しかしプライベートで回線の速度や月額も手頃なUQモバイルを今月からOCNモバイルONEに切り替えてしまいました。
OCNモバイルONEを選んだ3つの理由
- NTTドコモ回線の信頼性
- 基本料金を実質安くできた
- MUSICアカウントフリーで通信量ゼロ
なぜ格安SIMに切り替えたのか、そこに至るまでの経緯、その踏み切った3つの理由を交えてまとめます。
失敗をしたくないけど通信費安くならないかの模索
UQモバイルはお得割引を適用すれば月額980円(税別)で使え、速度も定評あるので実際使ってても不満なく大変満足でした。月額もお得ですが、少し欲張ってしまいもう少し安いキャリアがないかを調べることに。
しかし安いはいいが、つながらないは困るので安定性も!欲張り感が更にハードルをあげます。
全般的にUQモバイルの品質に満足していましたが、UQモバイルの増量キャンペーン7ヶ月無料期間が終了したのでこれがきっかけでMNPをしています。
ところで2022年に発生したauの大障害でスマホがつながりにくい経験をした方も多くいらっしゃるかと思います。利用者3千万人に影響があったようで、私もその障害以降リスク回避で複数回線持ち始めました。
私も当時メイン回線はUQモバイルを使用していましたが、タイミングよく外出する用事もなく特につながりにくい事がなかった影響はくらいませんでした。システム障害でのつながらないとそもそも回線が遅くてつながらないは別物ですが、不便という意味では同じで契約してから後者だった、は避けたいです。
SIMフリースマホならどれでも良い訳ではない
1 キャリアが動作確認済か?
スマートフォン購入とSIMカードを一緒に契約する乗り換えとSIMカードだけを乗り換えする方法がありますが今回は今使っているSIMフリー版iPhone13を継続使用します。このiPhoneは国内全てのキャリアが使えるので、どこを選んでも問題ないスマホです。
キャリアによって使えないスマホもあるので、予めメーカーと型番を確認しておきます。
間違いのない完璧な確認方法はキャリアのホームページに動作確認端末情報で確認すれば間違いありません。その時機種名と動作するOSのバージョンを確認しましょう。iPhoneならiOSのバージョン、AndroidならOSバージョンが記載されているかのチェックも忘れずに。もしバージョンが低ければ事前にバージョンアップしてきます。
最新の機種ではほとんど大丈夫ですが、少し前のスマートフォンではau回線が使えないメーカーもありました。
数年前のumidigiスマートフォンはau回線が使えない機種もあり、事前確認は重要です。
2 4G LTE回線か5G対応端末か?
iPhone12から5Gが対応開始しており、最近発売されているスマートフォンは5G対応機種が増えています。5G対応スマートフォンに5G SIMを装着することで5G通信ができる準備ができます。
逆に4G LTEスマートフォンに5G対応SIMを入れても4G通信しかできないものが多いです。
4Gと5Gでは通信のやりとりが異なるので5G専用設備が必要となり、5G通信可能エリアが順次広がっていますが、都内にいても常に5G通信できる状況ではないので現状恩恵をたくさん受け取れない場合があります。
将来5Gが更に普及した時の投資として先に5Gスマートフォンに買い換えるのも1つですが、スマートフォンはどうしてもその時発売された新しいものを選びたくなるので、もし4Gスマートフォンをお持ちだとしても5Gを見越した急いで買い換える必要はないと思います。
但しお使いのスマートフォンが古くて動作が遅い、電池の消耗が激しいから買い換えを考えているのであれば5Gスマートフォンに買い換えるのはありです。
月の通信量を調べる
値段だけで決めるであれば単純にプラン比較すればできますが、通信量や無料通話など検討しなればならない要素がたくさんあります。まずは自分が1ヶ月でどのように使っているかをまとめることから始めました。
現在の料金プランは通信量に対して月額料金が分かれていますので、過去の通信量を見ておおよそこれくらい使っていると見積もる必要があります。通信量の確認は現在契約しているキャリアのマイページ、アプリ、iPhoneでも通信量を見ることができます。
ワークスタイル、生活スタイルによるので変動がありますが、直近2,3ヶ月で一番多い月を参考にするのがよいです。
あまり通信量をシビアに見る必要はないです。もし後で多すぎて繰り越しても使い切れないならプランを変更すればいいわけですし、万一足りなすぎだったら一旦容量追加して同時にプランをアップグレードできます。
通信量 | iPhoneなら累計で確認できます。おおよその通信量が分かったらどのくらい使いたいか、ざっくり決めます。私は基本的に自宅Wi-Fiを使うのと外では音楽を聴くので1ヶ月3GBくらいと大雑把に決めました。 |
通話 | キャリアによっては通話アプリを使うことで通話料金を安くできます。国内通話の受話は無料だし、こちらからかけるとしても月3分あるかないか、なので通話オプションは考えませんでした。 |
Music通信量 | 音楽再生や動画再生時に通信量を消費しないサービスがありますが、私はSpotifyを聞くのでこのオプションは必須と考えてました。キャリアアプリで高速から低速に切り替えれば通信量を消費しない場合がありますが、都度アプリを開いて高速、低速の切り替えは非常に面倒だし低速にすることで音質や画質が下がるので手動切り替えは考えていませんでした。 |
ちなみにスマホ同時購入割を実施するキャリアもありますが既にiPhoneを持っているで追加で購入は考えていませんでした。
決めてはMusicフリーとキャッシュバック
1 決めてはMusicフリーとキャッシュバック
上に書いた様にストリーミングミュージックを聴くのでMusicフリーオプションで通信量を抑えたいとなると、OCNモバイルONEのMusicカウントフリーが候補にあがります。Biglobeのエンタメフリーオプションもありますが、月額費+オプション280円(税込308円)/月がかかります。
2 MNP乗り換えキャンペーンを活用しよう
キャリアは常に契約数を増やすため様々なキャンペーンを実施しています。有名なところでは1円で端末買える(数年後買い取るか返却かを選ぶ場合もある)など、家電量販店や街の携帯ショップで実施されています。
時期や店舗によって条件が変わりますので、乗り換える時にお得なショップを探すのも1つです。但し現在は総務省が「端末販売の適正化等」で情報提供を求めており、ショップが極端なキャンページ開催やtwitterでの告知が激減しています。
通信契約を条件として、2万円を超える端末の値引きやキャッシュバック等の利益の提供が行われる場合
都度気になるショップがあれば電話で聞いてみるしかありません。できるだけいい条件を見つける為に手間がかかりますが、根気よく見つけるか、家電量販店のキャンペーンを活用しましょう。
ちなみに今回は上限金額に近いキャッシュバックキャンペーンを見つけたので乗り換えしました。
実際の乗り換え手続き
- 予め取ったMNP予約番号
- 身分証明書
- 支払い用クレジットカード
- スマホ
上記を持ってショップに行きます。後は用紙に必要事項を記入してキャリア審査、SIMカード受取までおおよそ1時間くらいで完了です。なおショップでの乗り換えはほぼクレジットカードでの支払いを求めてきます。
審査が無事通ればSIMカードを受け取ります。
乗り換え後にやること
- Wi-Fiがつながる場所に移動
- 登録済APNを削除
- SIMカードを入れ替え
- 電源入れて新しいAPNを登録
- 再起動後ネットがつながるか確認
まとめ
1年以上使っていたUQモバイルは回線速度も早いので満足でしたが、OCNモバイルに乗り換えても同じ3GBプランなので月額料金は同じなので変更ありません。乗り換えした意味ないように見えますが、今回はキャッシュバックがあるので数ヶ月は実質ゼロ円で使用できます。初期手数料税込3,300円とSIMカード手配料 税込433.4円の負担とショップに行くなど手間がかかっていますが、それを差し引いてもお得に乗り換えできました。端末値引きキャンペーンやキャッシュバック狙いでの乗り換えはありでしょうが、事務手数料を負担してまでの乗り換えはおすすめできません。
コスト面ではメリットが出ましたが、実際の使用感ですが残念ながらお昼と夜に通信が遅いと感じる事が数回ありました。コンビニでQRコード支払い時にバーコード表示に若干表示まで時間がかかったことがあります。
それ以外はネット閲覧、メールやLineやりとりに問題ないので快適に使えてます。
しばらく使ってみてまたレポートしたいと思います。