【チャージできない】fitbitでSUICAチャージできない! 問題まとめと対処法

スマートウォッチとしてウェアラブルデバイスとして人気の高いfitbit。腕時計としての機能はもちろん、歩数カウントや睡眠時間のウォッチなど健康を意識する人は手放せない存在です。
fitbitの豊富な機能を有する、いわゆるウェアラブルデバイスの便利な機能の1つとして非接触タイプとして支払い可能の1つである、今や生活に欠かせないSUICA機能が含まれています。この機能はfitbit payサービスとして提供されており、日本ではJRのSUICAやソニー銀行とpaypay銀行のタッチ決済が使えます。これらのカードはスマートフォンのfitbitアプリから登録ができますが、2022年11月4日頃からアプリ上でfitbit payが表示されない問題が発生しています。
何が起こっていたか問題を整理してその対処方法をまとめます。
※ Fitbit payがアプリ上表示されなかった問題は2022年11月7日以降解消されていることは確認しております。
何が起こったのか?
Fitbitスマートウォッチをセットアップする時スマートフォンにFitbitアプリをインストールしBlueTooth経由で設定を行うと、ウォレットのアイコンが表示されタッチ決済用カードやSUICA発行、SUICAチャージがアプリ上からできます。しかしアプリをバージョンアップした後今まで表示されていたウォレットアイコンが表示されなくなり、スマートフォンからSUICAチャージができない状態に。
本来なら「音声アシスタント」「ギャラリー」「メディア」「使用方法」と「ウォレット」が表示されるが、「ウォレット」が表示されない問題が発生。SUICAチャージするには「ウォレット」をタップして先に進む必要があるが、アイコンがないので先に進めない。
この時点で登録したSUICAが消えてしまい、チャージ金額も跡形もなくなくなったのではと懸念が出ました。
バージョン3.9にアップデート後問題が発生したので、当初はアプリのバグだと思われたが・・・
なぜかタッチ決済とSUICAは使える!
アプリ上からウォレットアイコンが表示されないからといってSUICA等が使えなくなった、わけではなかった。実際Fitbitの設定でボタン長押しするとFitbit Payが表示される設定をしていたので、実際に長押しして「SUICA」と「登録されたタッチ決済用クレジットカード」が表示された事を確認できた。fitbitのスクリーンにチャージ金額が表示されているので、チャージ金が無駄になってない事がここで判明できた。
しかしチャージ金額を表示される事はできたけど、実際に支払いできないとSUICA機能が正しく機能している確証がないのでこの時点では安心できない。不安を解消するため、実際にJRの自動改札でFitbitのSUICAをかざしてみたところ自動改札のゲートが開き、チャージ金額が表示されたのでSUICA自体の機能は動作していることが確認できた。万一改札のゲートが開かない事を考え、念には念を入れてiPhoneにSUICAアプリをインストールして一緒に持って行ったがfitbitのSUICAで支払いできたのでiPhoneが代理支払いすることはなかった。
ちなみにFitbitのSUICAは発行直後は5,000円までしかチャージができなく、使用金額と回数の実績を積むと20,000円までチャージ可能になる。この時使っていたfitbitはまだ使い始めて日が浅かったので、チャージ金額上限が5,000円だった事もあってチャージ金額がなくなったとしても大きな痛手にはならなかったのが不幸中の幸い。
アプリのバージョンアップが原因でない可能性が?!
Fitbitアプリをバージョンアップした後ウォレットアイコンが表示されなくなったので、当初アプリのバージョンアップが原因と推測していたが2022年11月7日頃ウォレットアイコンが復活している事を確認している。
当初バグかなと思われたバージョン3.9が2022年11月10日にリリースしており、Fitbit自体のファームウェアもこの時点でバージョンアップされていない。
となるとアプリがFitbitのシステムにアクセスしてウォレット情報を参照していたと推測されるが、fitbitのシステムに何らかの問題が発生してウォレットが表示されなくなった、とも考えられる。
実際にアプリのバージョンアップもされていないし、Fitbitのファームウェアアップデートもしていないのでユーザー側の変更は発生していない。残念ながらFitbitから問題と原因の正式アナウンスはされていないので確証を取る事はできなかった。
ヤフーリアルタイム検索を見てみたが検索ヒット数も少なかった。
こんな時の対処方法
現在はFitbit Payのウォレット表示機能復旧しているが、もし同様の問題が発生した場合ユーザ側でできる対処方法をまとめてみました。
- Fitbit Payの登録状況を確認
Fitbitの左側にあるボタンを長押しして、SUICAとタッチ決済用クレジットカードが表示されるかを確認してみる。SUICAやタッチ決済のクレジットカードが表示されていれば本体への登録は残っている状態なので、使用可能な状態である。ちなみに長押しボタンの設定にもよるので事前に確認が必要です。
- 今すぐチャージしたい時
アプリからSUICAチャージできないから、コンビニや駅のSUICAチャージ機でチャージしてしのぐ。但し改札内のチャージ機はSUICAカード専用がほとんどなので、残高が足りなければ駅員さんがいる窓口で精算してもらう必要がある。
fitbitアプリからSUICAチャージできるメリットがここにあって、改札を抜けて電車で移動中にアプリからチャージできるのが非常に便利。今回はこれができなかったこともあって、非常に不便を感じた。
- Fitbitを工場出荷状態に戻す
Fitbitの調子がよくない時によく試す方法です。工場出荷状態に戻すと、一度設定したFitbitの設定が初期化され、アプリから登録したFitbitを削除後に再度追加する事ができます。工場出荷状態に戻してもSUICAチャージ金額だけはFitbit内に不揮発として残っているので消える事はありません。
アプリを再インストール
この時は実際には関係なかったが、動作不良の時によく試すパターン。アプリを削除して再度インストールすればよいが、再インストール後アプリを起動しても登録されたFitbitが消えているので再登録が必要になる。再登録する為にはセットアップ済みFitbitを工場出荷状態に戻してからアプリで再登録する手間が発生します。この時の工場出荷状態に戻してもSUICAチャージ金額はFitbit内に不揮発として残っています。
まとめ
Fitbit PayのSUICAは両手が塞がっていてもSUICAで支払いができるので一度使うと手放せなくなります。残念ながらFitbit PayのSUICAはオートチャージ機能がないので、コンビニなどで事前チャージしておくか、アプリからチャージする必要があります。事前チャージが必要ではあるが、アプリから簡単にチャージできかつ電車で移動中でもチャージできるのでほとんどのユーザはアプリからチャージする事が多いでしょう。
今回アプリからSUICAが見えなくなったので最初SUICAがなくなってチャージ金額もなくなったと心配しましたが、Fitbit内の残っている事が確認でき一安心です。
Googleに買収されたので問題の公表が早くなったと期待しましたが、メーカーホームページやサポートページにも記載がないのが残念でした。現行販売製品の機能が急になくなるのは問題だしユーザーが非常に不安になるので、今後メーカーの対応改善を期待したいところだ。