格安SIMで電話番号維持する方法!最安月額0円のpovo含む4社比較

海外赴任や留学を控えている方で長く使い続けてきた日本の電話番号、本当に手放してしまっていいのでしょうか。たまたま取れた覚えやすい数字の並びの電話番号をサブ回線として低コストで持ち続けたいというニーズもあるはずです。
とはいえ、毎月数千円もの通信費を払い続けるのは現実的ではありません。
そんな時こそ格安SIMの出番です。月額0円から日本の電話番号を持ち続けられる方法が存在します。
筆者自身、覚えやすい番号を格安SIMのサブ回線として活用中です。
その実体験をベースに、最もお得な番号維持方法をお伝えします。
povo2.0・楽天モバイル・HISモバイル・日本通信SIMの4社を比較し、MNP手順や180日ルールといった重要ポイントまで網羅的に解説。
あなたに最適なサービスを見つけ、大切な番号を賢く維持しましょう。
電話番号を維持するメリット
海外での生活中も日本の電話番号を持ち続けると、予想以上に便利なシーンが多くあります。
ここでは番号維持による主要な3つの利点を見ていきましょう。
国内サービスのSMS認証に対応できる
番号を維持する最大の理由は、SMS認証サービスを海外からでも問題なく使える点にあります。
セキュリティ重視の流れでSMS認証は今後減っていくという見方もありますが、現時点では依然として採用されています。
ネット銀行や証券会社へのアクセス、クレジットカードの本人確認、各種ウェブサービスの新規登録など、利用場面は多岐にわたります。
海外で取得した番号では日本のSMS認証システムに対応できないケースが大半で、肝心なサービスが使えない事態に陥りかねません。
日本の番号さえあれば、海外生活中でも必要な時にSMS認証コードを受け取れます。
日本のオンラインサービスを問題なく使い続けられるのは大きな安心材料です。
一時帰国時にすぐ通信を開始できる
日本の番号を持ち続けていれば、一時帰国の際に空港へ着いた瞬間から通信環境が整います。わざわざSIMカードを買い求めたり、その場で契約手続きをする必要がないのです。
飛行機を降りてすぐ家族に連絡を入れる、電車やバスの運行情報をチェックする、予約していたホテルや飲食店の詳細を確認するなど、活用シーンは豊富です。
滞在期間が短い場合は特に、貴重な時間を無駄にせず有効活用できます。
格安SIMであれば月数百円のコストで番号をキープできるため、帰国のたびプリペイドSIMを購入するよりずっと経済的で手間もかかりません。
手放したくない電話番号や長年使用した番号を保持
何年も使ってきた番号や、偶然得られたキリ番のような覚えやすい番号を失いたくない方にとって、番号維持は極めて重要な選択です。
楽天モバイルの「選べる電話番号サービス」やワイモバイルの「お好み番号セレクト」のような選択サービスも存在しますが、希望通りの良番を必ず取得できるわけではありません。
つまり一度解約した携帯番号を再び手に入れることは、ほぼ実現不可能と考えてください。家族・友人・ビジネス関係者など広範囲に知れ渡っている番号なら、手放すハードルはより高くなります。
語呂合わせで印象に残る番号や、ゾロ目といった珍しい番号をお持ちなら、手放してしまうのは本当にもったいないことです。
格安SIMを活用すれば月数百円程度の出費で番号を守れるため、低コストで大事な番号を守り続けられます。
電話番号を維持する方法は3つ
日本の電話番号をキープする手段は、大きく分けて3パターン存在します。費用面や使い勝手がそれぞれ異なるため、あなたの状況に応じて最適な方法を選択しましょう。
格安SIMに乗り換えて維持する
格安SIM事業者への切り替えは、最もコストを削減しながら番号を保持できる手段です。
月数百円レベルの出費で番号をキープでき、海外赴任や留学といった長期離日に最適といえます。
povo2.0であれば基本使用料0円で維持でき、使う時だけトッピングを購入する形式です。
楽天モバイルは月額1,078円からスタートでき、海外での音声通話やデータ通信機能も備えています。
HISモバイルは月額290円からの契約が可能で、180日間使用しなくても契約終了にならない点が魅力です。
MNP(携帯電話番号ポータビリティ)という制度を活用すれば、今使っている番号をそのまま移行できるため、番号変更の不安もゼロです。
大手キャリアの番号保管サービスを利用する
大手通信会社が用意する番号保管サービスとは、電話番号のみを一定期間預かってもらえる制度です。
通信サービス自体は停止状態になりますが、番号を失わずに済みます。
ドコモ、au、ソフトバンクの大手3社が月額数百円規模で提供しており、最大3年程度の保管が可能です。ただし保管中はSMS認証も音声通話も一切使えないため、日本のオンラインサービスを利用したい場合は不便に感じるでしょう。
短期の海外赴任や留学で、帰国後も同じ通信会社を継続利用する予定がある方には向いています。
長期滞在を予定しているなら、格安SIMのほうが総合的なコストパフォーマンスで勝ります。
現在の契約を継続する
今契約中のプランをそのまま継続する方法は、何の手続きも不要で最もシンプルな選択肢です。
乗り換えに伴う手間や、切り替え期間中に番号が使えなくなるリスクを完全に回避できます。
ただし大手通信会社の標準的なプランは月額5,000円を超えることが一般的で、長期維持するとトータルコストが膨らみます。
海外で全く使わない状態でも料金は発生し続けるため、経済的な負担は相当なものになるでしょう。
短期出張やすぐ帰国する予定があるケースなら検討の余地があります。しかし数ヶ月単位の滞在を考えているなら、格安SIMへの移行によって通信費を劇的に削減できます。
格安SIMで電話番号を維持する最安プラン比較
番号維持に適した格安SIM事業者は主要4社が挙げられます。料金設定やサービス内容にそれぞれ違いがあるため、以下の比較表と詳細説明を参考に、自分に合ったプランを見極めましょう。
| サービス名 | 月額料金(税別) | 特徴 |
| povo2.0 | 0円〜 | 基本使用料0円、トッピング購入制 |
| 楽天モバイル | 980円〜 | 海外での音声通話・データ通信が強み |
| HISモバイル | 280円〜 | 180日間の利用制限なし |
| 日本通信SIM | 290円〜 | わかりやすいシンプル設計 |
povo2.0は月額ゼロ円で最安維持が可能
povo2.0は基本使用料0円で番号をキープできる、コスト面で最も優れた格安SIMです。
データ容量や通話時間を使いたい時だけ「トッピング」として購入する独自の料金体系を採用しています。
注意点として、180日間トッピングを一切購入しないと利用停止や契約終了となる恐れがあります。そのため半年に一度、最も安価なトッピング(24時間使い放題で330円など)を購入する必要があり、年間トータルで660円程度の出費です。
海外赴任中に日本の番号をほぼ使わない方や、SMS認証目的だけで番号を残したい方にぴったりです。
一時帰国時には必要な量だけトッピングを買い足せば、ムダなく活用できます。
楽天モバイルは海外利用に強い
楽天モバイルは月額980円から利用でき、海外での音声通話やデータ通信機能に優位性を持つ格安SIMです。
海外から日本への音声通話が無料で使えるだけでなく、海外で月2GBまでのデータ通信も追加費用なしで利用できます。
一時帰国の際も追加費用が発生せずに通話やデータ通信が使えるため、わざわざプリペイドSIMを購入する手間が省けます。専用アプリ「Rakuten Link」を活用すれば、国内音声通話も無料で使い放題です。
海外から日本の家族や職場へこまめに連絡する方や、年に何度か一時帰国がある方に適しています。ただし180日間まったく使わないと回線停止の可能性があるため、ある程度の定期利用が求められます。
HISモバイルは180日ルールがない
HISモバイルは月額280円から契約でき、180日間使用しなくても契約解除されない点が最大の特色です。
多くの格安SIM事業者では一定期間の未使用で強制解約となるケースが多い中、長期間放置しても問題ありません。
基本プランは月額280円で100MBまでのデータ通信が含まれ、音声通話は30秒9円の従量課金方式です。
データ容量を使い切った場合も、1GBあたり200円で追加購入できます。
海外赴任期間が長く、一時帰国のスケジュールが不定期な方に理想的です。毎月必ず280円の料金は発生しますが、使用しない期間があっても解約リスクがゼロなため、確実に番号を維持できます。
日本通信SIMは月額290円から利用できる
日本通信SIMは月額290円から利用でき、シンプルでわかりやすい料金体系が特徴です。
最安のシンプル290プランには月1GBのデータ容量が含まれ、通話は30秒11円の従量課金制となっています。
データ容量は1GBごとに220円で追加でき、必要に応じて柔軟に調整可能です。
また通話が多いユーザーにはうれしいかけ放題オプションも用意されており、70分無料通話が月額700円で追加できます。
シンプルな料金プランを求める方や、一時帰国時に軽くデータ通信を使いたい方に向いています。ただし180日ルールについては公式サイトで最新情報を確認する必要があるため、契約前に規約を確認しておきましょう。
MNPで今の電話番号を格安SIMに引き継ぐ手順
MNP(携帯電話番号ポータビリティ)を利用すれば、今使っている電話番号をそのまま格安SIMに引き継げます。
手続きもシンプルで、3ステップで完了なので安心してください。
MNP予約番号を取得する
MNP予約番号は、現在契約している携帯会社から発行してもらう10桁で構成される番号です。
この番号があれば、電話番号をそのまま新しい携帯会社に引き継げます。
取得方法は各キャリアによって異なりますが、オンラインや電話、店舗で手続きが可能です。
オンラインであればドコモはMy docomoから、auはMy auから、ソフトバンクはMy SoftBankから手続きできます。手続き自体は5分程度で完了し、手数料は無料です。
ただしキャリアによってMNP予約番号発行に日数を要する場合もあり、翌営業日以降になる場合もあります。
例えばIIJmioだと最短で1日、最大で4日程度、イオンモバイルだと午前8時以降申し込むと翌日23時以降の発行になります。
それにあわせてMNP予約番号の有効期限は発行日から15日間となっています。
格安SIMの申し込み時には有効期限が10日以上残っている必要があるケースが多いため、取得後は速やかに次のステップへ進みましょう。
格安SIMに申し込む
MNP予約番号を取得したら、乗り換え先のキャリアに申し込みます。
オンラインであれば各社の公式サイトから24時間申し込み可能です。
申し込み時には本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)、クレジットカード、メールアドレスが必要になります。
MNP予約番号と有効期限、現在の電話番号も入力する必要があるため、事前に準備しておくとスムーズに手続きを進められます。
最近はMNPワンストップ対応の事業者も増えており、対応している場合はMNP予約番号の取得が不要になります。申し込みから数日でSIMカードが自宅に届くため、受け取り準備をしておきましょう。
開通手続きを完了させる
SIMカードが届いたら、開通手続きを行います。多くの格安SIMでは、専用サイトやアプリから自分で開通手続きができる仕組みです。
手続きは画面の指示に従って進めるだけで、5分から30分程度で完了します。
開通手続きを行うと、元の携帯会社との契約が自動的に解約され、新しい格安SIMが使えるようになる流れです。
最後にスマートフォンのAPN設定(インターネット接続設定)を行えば、すべての手続きが完了します。
設定方法は各社のマニュアルに詳しく記載されているため、初めての方でも安心して進められるでしょう。
格安SIMで電話番号を維持する際の注意点
格安SIMで電話番号を維持する際は、いくつか注意すべき点があります。
契約後のトラブルを避けるため、事前に確認しておきましょう。
180日ルールで強制解約されるリスクがある
多くの格安SIMでは、180日間利用や課金がないと契約が自動解除される「180日ルール」が存在します。キャリアと契約しているが、万一通話とデータ通信がされてないなら他の利用者に割り当てて、有限である電波リソースを有効活用しよう、という目的があります。維持したい電話番号が知らない間に失われてしまう可能性があるため注意が必要です。
povo2.0でも180日間トッピング購入がない場合、楽天モバイルでは180日間通話やデータ通信がない場合に利用停止となります。
一方、HISモバイルにはこのルールがなく、長期間使わなくても解約される心配はありません。
対策として、半年に1回程度は何らかの利用や課金を行うようカレンダーに記録しておくとよいでしょう。
povo2.0なら一番安いトッピングを購入するだけで継続できます。ちなみにトッピングのセールが開催されると100円のトッピングが発売される事があります。
SMS認証が使えなくなる場合がある
電話番号を維持する方法によっては、SMS認証が利用できないケースがあります。
特に大手キャリアの番号保管サービスを利用した場合、通信機能が完全に停止されるため通話はネット通信もですが、SMSの送受信ができません。
ネットバンキングやクレジットカード、各種Webサービスのログイン時にSMS認証が必要な場合、サービスを利用できなくなってしまいます。
海外在住中でも日本のサービスを使い続ける予定がある方は、SMS機能が使える格安SIMを選ぶべきです。
格安SIMでも音声通話SIM(電話機能付きSIM)を契約すれば、SMS機能が利用できます。
契約前に必ずSMS対応を確認しておきましょう。
スマホ端末がSIMフリーである必要がある
格安SIMを利用するには、スマートフォン端末がSIMフリー(どの通信会社のSIMカードでも使える状態)である必要があります。
SIMロック解除は、各キャリアのオンラインサイトから無料で手続きできます。
ドコモならMy docomo、auならMy au、ソフトバンクならMy SoftBankから申し込み可能です。
なお2021年10月以降に発売された端末は原則SIMフリーで販売されていますが、それ以前の端末を使っている場合は確認が必要です。
海外赴任前にSIMロック解除を済ませておくと、帰国後の手続きがスムーズになります。
データSIMでは電話番号を引き継げない
ほとんどの格安SIMには「音声通話SIM」と「データSIM」の2種類があり、MNPで電話番号を引き継げるのは音声通話SIMのみです。
データSIMは電話番号が割り当てられていないか、データ通信専用の番号となっています。
データSIMは月額料金が安いため魅力的に見えますが、電話番号の維持が目的であれば必ず音声通話SIMを選ぶ必要があります。間違えてデータSIMを契約すると、今使っている電話番号を失ってしまう可能性があるため注意しましょう。
契約時は必ず「音声通話SIM」「音声SIM」と記載されているプランを選んでください。
不安な場合は申し込み前にカスタマーサポートへ確認すると安心です。
たとえばIIJMIOはデータSIMにも2種類あり、データ通信とSMSがあります。このようにキャリアによってSMSがついてくるか、で種類が異なる場合があります。しかし今回は電話番号維持しつつSMSが使えることが必須なので、音声通話SIMを選択するには変わりません。
大手キャリアの番号保管サービスとの比較
大手キャリアにも電話番号を維持できる番号保管サービスがあります。格安SIMとどう違うのか、各社のサービス内容を確認しましょう。
ドコモの電話番号保管サービス
ドコモの電話番号保管サービスは、月額440円で最長6年間電話番号を保管できる仕組みです。
電話番号に加えてメールアドレスも月額110円で保管できます。
手続きはMy docomoから行う場合は手数料1,100円、ドコモショップで行う場合は4,950円が必要です。
保管期間中は通話やデータ通信が一切できず、SMS認証も利用できません。
短期間の海外赴任で、帰国後に同じキャリアを使い続ける予定がある方には便利です。ただし格安SIMと比べると月額料金がやや高く、SMS機能が使えない点がデメリットとなります。
auの番号保管サービス
auの一時休止(情報保管)サービスは、月額409円で最長5年間電話番号を保管できます。
メールアドレス(@ezweb.ne.jp)も同時に保管可能です。
保管期間中は通話や通信サービスが停止され、SMS認証などの機能も利用できなくなります。
5年間の保管期間が経過すると自動的に解約となるため、長期間海外に滞在する場合は注意が必要です。
SMS認証が必要なサービスを利用する予定がある方は、格安SIMを選んだほうが便利でしょう。
ソフトバンクの番号保管サービス
ソフトバンクの電話番号・メールアドレスお預かりサービスは、月額429円でユニバーサルサービス料もかかり、最長5年間電話番号を保管できるサービスです。
手続き時には事務手数料として2,200円程度が必要になります。
保管中は通話や通信機能が完全に停止され、SMS認証や各種オンラインサービスの利用ができません。
ソフトバンクショップに出向いて手続きを行う必要があり、オンラインでの申し込みには対応していません。
格安SIMと比較すると、月額料金は同程度ですが機能面で制限が多くなっています。
一時帰国時にすぐ使えるようにしたい方や、SMS認証が必要な方には格安SIMのほうが適しているでしょう。
一時帰国時のデータ通信を快適に使う方法
一時帰国の際、それぞれの格安SIMで最適なデータ通信の使い方が異なります。
ここでは3つの格安SIMの特徴を活かした使い方を紹介します。
楽天モバイルならそのままネットと通話ができる
楽天モバイルは海外ローミングで2GBまで追加費用なしで使えて、一時帰国時も通話とデータ通信がそのまま利用できるので手間がかからないのが最大の魅力です。
月額1,078円の基本料金内で、これら海外ローミング、国内通話かけ放題とデータ通信が含まれています。
専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、家族や友人への通話が無料でかけ放題になります。
データ容量も3GBまでなら追加料金が発生しないため、軽い用途であれば十分です。
空港に到着した瞬間からいつも使っているスマートフォンから通信が開始でき、プリペイドSIMを購入する手間も省けます。
一時帰国が年に数回ある方や、帰国時に通話が多い方には楽天モバイルが最も便利な選択肢といえるでしょう。
povo2.0はトッピングで必要分だけ購入できる
povo2.0は基本料金0円で、必要な時だけデータ容量を購入できるトッピング制が特徴です。
一時帰国の期間や使用量に合わせて柔軟に対応できます。
データトッピングは1GB(7日間)330円から用意されており、短期滞在なら数百円で済みます。しかもPovo2.0のトッピングにはコラボトッピングが豊富にあり、中には期間限定のトッピングもあるので選ぶ楽しさもあります。
3GB(30日間)990円や20GB(30日間)2,780円など、滞在期間に応じて選択可能です。
使わない月は料金が発生しないため、年に1〜2回程度の帰国であれば最も経済的です。
ただし180日間トッピング購入がないとpovo2.0運営事務局からのメール連絡があり、期間内にトッピングを追加しないと契約される可能性があるため、半年に1回は最低限のトッピングを購入しておく必要があります。
HISモバイルは従量課金で無駄がない
HISモバイルは月額290円の基本料金に、使った分だけ料金が加算される従量課金制を採用しています。
使用量に応じて自動的に最適な料金が適用されるため、無駄がありません。
基本プランには月1GBまでのデータ容量が含まれ、超過分は1GBごとに200円で追加されます。
一時帰国で数日間軽く使う程度なら、月額500円前後で済むでしょう。
毎月確実に290円の料金が発生しますが非常に低コストで維持ができて、かつ180日ルールがないため長期間使わなくても解約される心配がありません。
一時帰国の頻度が不定期で、計画的な番号維持を優先したい方に適しています。
ケース別おすすめ格安SIM診断
自分の状況に合った格安SIMを選ぶことで、電話番号を最も効率的に維持できます。
3つの主なケース別に最適な格安SIMを紹介します。
安さ最優先!とにかく維持費を安くしたい方向け
維持費を最小限に抑えたい方には、povo2.0が最もおすすめです。基本料金0円で電話番号を維持でき、年間コストを660円程度に抑えられます。
180日ごとに最低330円のトッピング(24時間使い放題など)を購入すれば契約を維持できるため、実質的な維持費は半年に1回だけです。
海外赴任中で日本の電話番号をほとんど使わず、SMS認証用に番号だけ残しておきたい方に最適です。
ただし180日ルールを忘れると解約されるリスクがあるため、カレンダーアプリなどにリマインダーを設定しておくことをおすすめします。
トッピングスケジュールをセットしておく手間が少しかかりますが、コスト重視で計画的に管理できる方には最良の選択肢といえるでしょう。
一時帰国が年に数回ある方向け
年に数回一時帰国がある方には、楽天モバイルが最もバランスが取れています。月額税込み1,078円で国内通話かけ放題とデータ通信3GBまで利用でき、追加料金なしですぐ使えます。
一時帰国のたびにプリペイドSIMを購入したり、トッピングを追加する手間が不要なので、空港到着後すぐに家族へ連絡でき、SIMの入れ替えも不要なので滞在中もお使いのスマートフォンがそのまま使えます。
さらに海外でも月2GBまでデータ通信が無料で、海外から日本への通話も追加料金なしです。
年間コストは約13,000円とpovo2.0より高くなりますが、利便性を考えると一時帰国が多い方には最もストレスの少ない選択肢です。
海外から日本へ電話をかける機会が多い方向け
海外から日本の家族や会社へ頻繁に電話をかける方には、楽天モバイル一択です。
専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、海外から日本への通話が無料でかけ放題になります。
なお日本から海外の電話番号へかける場合は国・地域別の従量課金になります。
通常の携帯電話会社では国際電話料金が30秒100円以上かかることも多く、月に数回電話するだけで数千円の請求になりかねません。楽天モバイルなら月額1,078円の基本料金のみで、何度でも無料で通話できます。
海外赴任中に両親の様子を確認する為に通話する、または日本の取引先と連絡を取る機会が多い方にとって、通話料を気にせず安心して電話できる環境は大きなメリットといえるでしょう。
格安SIMで電話番号維持に失敗しないための事前準備
格安SIMで電話番号を維持する際、事前準備をしておくことでトラブルを回避できます。
海外赴任前に確認しておくべき3つの重要なポイントを解説します。
契約前にSIMロック解除を済ませておく
格安SIMを利用するには、スマートフォンがSIMフリー状態である必要があります。
2021年10月1日以前に大手キャリアで購入した端末には「SIMロック」がかかっており、そのままでは格安SIMが使えません。
SIMロック解除は各キャリアのオンラインサイトから無料で手続きできます。
ドコモならMy docomo、auならMy au、ソフトバンクならMy SoftBankから5分程度で完了する作業です。2021年10月以降に発売された端末は原則SIMフリーですが、それ以前の端末を使っている場合は必ず確認しましょう。
海外赴任後にSIMロック解除が必要と分かっても、手続きが煩雑になる可能性があります。
出国前に必ず済ませておくことで、現地でも日本でもスムーズにSIMカードを入れ替えられるでしょう。
デュアルSIM対応スマホを用意する
デュアルSIM対応のスマートフォンがあれば、日本の格安SIMと現地SIMを同時に使用できて非常に便利です。
2枚のeSIMもしくはSIMカードを1台のスマホに挿入できるため、端末を2台持ち歩く必要がありません。
例えば日本の格安SIMでSMS認証を受け取りながら、現地SIMでインターネットや通話を利用できます。
わざわざSIMカードを入れ替える手間もなく、両方の番号を同時に待ち受けられる点が魅力です。
昨今のiPhoneやAndroidスマートフォンの多くはデュアルSIM対応になっています。海外赴任が決まったら、機種変更のタイミングでデュアルSIM対応機種を選ぶと、現地での生活がより快適になるでしょう。
eSIMでの契約を検討する
eSIM(イーシム)は物理的なSIMカードが不要で、オンラインで契約情報を書き込む新しいSIM形式です。
海外からでも契約や再契約ができるため、番号維持に非常に適しています。
物理的なSIMカードの場合、海外にいる間に紛失したり、一時帰国時に持参し忘れたりするリスクがあります。
一部の機種ではSIMトレイをピンなしで指で引き抜けば取り出せるものもありますが、iPhoneなどほとんどのスマートフォンは先がとがったピンがないと取り出せません。
代用品として細いクリップも使えますが、いざ使いたいと思った時手元にない場合が多いと思います。
eSIMならスマホ本体に情報が保存されているため、そうした心配がありません。
povo2.0や楽天モバイルなどの主要な格安SIMはeSIMに対応しています。ただしスマホがeSIM対応である必要があるため、契約前に自分の端末が対応しているか確認しましょう。
まとめ|格安SIMで電話番号を最安維持しよう
海外赴任や留学中でも格安SIMを活用すれば、月額数百円から日本の電話番号を維持できます。
povo2.0なら年間660円程度で最安維持が可能で、楽天モバイルは海外通話やデータ通信に強く、HISモバイルは180日ルールがないため安心です。
MNPを利用すれば今の番号をそのまま引き継げるため、番号が変わる心配もありません。ただし180日ルールやSMS認証の可否、SIMロック解除の必要性など、契約前に確認すべきポイントもあります。
ご自身の一時帰国頻度や使い方に合わせて最適な格安SIMを選び、事前準備をしっかり行えば、コストを抑えながら大切な電話番号を維持できるでしょう。