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【保存版】 AirPods Pro偽物見分け方17選! 正規品確認ポイント

【保存版】 AirPods Pro偽物見分け方17選! 正規品確認ポイント

*CanvaAIより画像を作成

「安く買えたと思ったら偽物だった」そんな失敗をしないために、AirPods Proの偽物見分け方を知っておくことが重要です。

私自身過去にヤフーショッピングで偽物を購入してしまいましたが、シリアル番号確認や外箱チェック、音質が非常に悪いなどで偽物と見抜き、ショップに全額返金させた経験があります。

本記事では、シリアル番号の確認方法、外箱・充電ケース・本体から見分けるポイント、iOSデバイスとの接続テスト、ノイズキャンセリング機能の確認など、偽物を見抜く方法を解説します。

さらに、偽物を購入してしまった場合の対処法や、正規品を安全にお得に購入する方法もご紹介します。

Apple AirPods Proの偽物について

AirPods Pro 3が2025年9月に発売され、AppleのAirPods Proの人気が更に高まっていく中、市場に偽物が出回っているもの事実です。

もし偽物を購入してしまうと、品質面や安全面で様々なリスクが考えられます。

まずは偽物の現状について理解しましょう。

偽物のAirPodsが増加している背景

偽物のAirPods Proは一時期より現状傾向も見られますが、AirPods Proは高価格帯の人気商品であるため、少しでも安く手に入れたいという需要は常に存在します。

更に製造技術の向上により外観だけでは見分けがつかないほど精巧な偽物が作られるようになり、一般ユーザが見分けるのが困難なケースも増えています。

特にメルカリやヤフオクなどのフリマアプリやネット通販サイトでは、正規品と偽って販売されるケースが後を絶ちません。

正規品より数千円、場合によっては1,2万円も安い価格で出品されていることもあり、購入者が気づかずに偽物を掴んでしまうケースが増えています。

このような背景から、購入前の偽物かどうかのチェックがますます重要になっています。

品質面のリスク

偽物のAirPods Proには様々な品質面のリスクが存在します。

正規品と比べて粗悪な部品が使われており、Appleの厳格な品質管理を受けていないためです。

具体的には音質が著しく悪く聞くに堪えない、バッテリーの劣化が早く数ヶ月で使えなくなる、Bluetooth接続が不安定で途切れやすいといった問題が発生します。

また、ノイズキャンセリング機能がまったく動作しない、イヤーチップ装着状態テストができないなど、AirPods Proの主要機能が使えないケースもあります。

更に長時間耳に装着する製品であるため、粗悪な素材による耳への悪影響も懸念されます。

品質と安全性の両面からもリスクしかありませんので、偽物の使用は絶対に避けるべきです。

違和感ありすぎは危険 安すぎる価格は避けるべし

AirPods Pro(第2世代)の正規品は約39,800円ですが、偽物は15,000円〜25,000円程度で販売されていることが多いです。

この価格差は使用されている部品の質、製造工程の精度、品質管理の厳格さの違いから生まれます。

正規品はAppleが開発した高品質なチップやバッテリー、精密な音響部品を使用し、Appleの厳しい品質基準をクリアしています。

一方、偽物は製造コストを抑えるため安価な部品を使用しており、品質管理もほとんど行われていません。つまり全くの別の商品です。

中古品や整備済製品であっても、正規品は程度にもよりますが2万円台後半〜3万円台が相場です。

極端に安い商品は偽物の可能性が高いため、購入前に十分な確認が必要です。

今すぐできるAirPodsのシリアル番号の確認

通常の商品には個々にシリアル番号 (いい方は違いますが製造番号と同じ意味)が割り当てられます。AirPods Proにもシリアル番号が付与されております。シリアル番号は固有なので、正規品であれば1つしか存在しません。

まずはシリアル番号が自分のAirPods Proに付与されているかの確認を行いましょう。

確認方法は複数ありますが、どれも数分で完了します。ここでは3つの確認方法を詳しく解説します。

iPhoneの設定画面で確認

一番シンプルな確認方法は、ペアリングしたiPhoneの設定画面から確認する方法です。

AirPods ProをiPhoneに接続している状態であればすぐに確認できます。

具体的な手順は以下の通りです。

STEP

iPhoneの「設定」アプリを開き、「Bluetooth」をタップします

STEP

接続済みデバイスの一覧からAirPods Proを探し、右側の「i」マークをタップしてください。すると、デバイス情報画面が表示され、シリアル番号を確認できます。

この方法は、充電ケースや外箱がなくても確認できる点が大きなメリットです。

ただしAirPods Proが正常にペアリング接続できる状態でなければ使えないため、購入前の確認には使えません。購入後に手元に届いたら、すぐに確認するようにしましょう。

充電ケースでシリアル番号をチェック

充電ケースにも、シリアル番号が直接印字されています。

この方法は、iPhoneに接続しなくても確認できるため便利です。

シリアル番号の印字位置は、充電ケースの蓋を開けた内側です。

AirPods Pro本体を収納する部分の下側を見ると、小さな文字で12桁の英数字が印字されています。

文字が小さく見にくい場合は、スマートフォンのカメラで拡大したり、懐中電灯で照らすと確認しやすくなります。

偽物の場合、この印字が極端に小さかったり、位置がずれていたり、印字が薄くて読み取りにくいケースがあります。

正規品は印字が鮮明で、位置も正確です。購入前に実物を確認できる場合は、必ずこの部分をチェックしましょう。

Apple公式サイトでシリアル番号有効性チェック

シリアル番号を確認したら、次はApple公式サイトで有効性を確認します。Appleはシリアル番号ごとに、商品の保証状況を管理しています。シリアル番号が本物のAirPods Proであれば、保証状況が表示されるので正規品であると確認する事ができます。

確認方法は、Appleの保証状況確認ページにアクセスし、確認したシリアル番号を入力するだけです。

Apple保証状況確認サイト

正規品であれば製品情報や購入日、保証期限などが表示されます。

偽物の場合、「有効なシリアル番号を入力してください」というエラーが表示されるか、全く別の製品情報が表示されます。

注意点として、巧妙な偽物は正規品のシリアル番号を盗用しているケースもあります。これは正規品のシリアル番号を偽物のAirPods Proに付与し、あたかも正規品のように見せてしまいます。

そのため、表示された購入日と実際の購入時期が大きくずれていないかも確認してください。

この確認作業は必ず購入前、または受け取り評価前に行いましょう。

梱包箱から偽物を見分ける方法

梱包箱は偽物を見分ける重要な手がかりです。

購入前に確認できる場合が多いため、3つのステップで慎重にチェックしましょう。

STEP

梱包箱の印刷品質と質感の確認

正規品と偽物では梱包箱の品質に明確な違いがあります。なぜならAppleは製品パッケージにも高い品質基準を設けているためです。

正規品の外箱は、印刷が鮮明で色の濃淡が均一です。箱の材質もしっかりとした厚みがあり、安っぽさを感じさせません。

一方、偽物の箱は印刷がぼやけていたり、色ムラがあることが多いです。また、箱の紙質が薄く、箱を持った時にペラペラとした感触があります。

特に確認すべきポイントは、Appleロゴの位置と印刷の鮮明さです。正規品はロゴが正確な位置に印刷されており、輪郭がくっきりしています。

箱全体の仕上がりが丁寧かどうか、触って質感を確かめることも重要です。購入前に実物を見られる場合は、必ず外箱の品質を確認しましょう。

STEP

JANコードと技適マークの有無をチェック

日本国外だと書式が異なるので桁数が異なったり、バーコードの表示が異なります。

また技適マークは、日本国内で使用が認められた無線機器であることを示すマークで、外箱の裏面に記載されています。

偽物の場合、これらのマークが全くなかったり、印刷が不鮮明で読み取れないケースがあります。

また、技適マークの代わりに海外の認証マークだけが記載されていることもあります。日本で使用する製品として正規に販売されているかを確認する重要なポイントです。

なお技適マークはメーカが総務省に申請費用を払って取得する必要があります。偽物メーガが高額な費用負担してまで技適マーク取得するのはぼありません。

STEP

箱に記載されたシリアル番号と製品番号を照合

外箱の裏面には、シリアル番号と製品番号(モデル番号)が印刷されています。この情報と実際の製品の情報が一致するか確認することが重要です。

確認方法は、まず外箱のシリアル番号をメモまたは写真で記録します。次に、充電ケースに印字されているシリアル番号と照合してください。偽物の場合、番号が一致しなかったり、そもそも充電ケースにシリアル番号が印字されていないケースもあります。

また、製品番号(A2698など)も確認しましょう。AirPods Pro第2世代はA2698、第1世代はA2084です。箱に記載された製品番号が、購入したいモデルと一致しているか必ずチェックしてください。この照合作業により、偽物や異なるモデルの混入を防げます。

充電ケースから偽物を見分ける方法

充電ケースについては正規品と偽物では、製造精度や仕上げに明確な差があります。3つのチェックポイントを順番に確認していきましょう。

STEP

ケースの蓋の隙間やズレを確認

充電ケースの蓋の精度は、正規品と偽物を見分ける最も分かりやすいポイントです。Appleは製品の精密さにこだわっているため、正規品は蓋の精度が非常に高く作られています。

具体的には正規品の蓋は閉じた時にピッタリと本体に密着し、隙間がほとんどありません。

蓋を開閉する動作もスムーズで、カチッとした感触があります。

一方、偽物は蓋と本体の間に不自然な隙間が見られたり、蓋が斜めにズレて取り付けられていることがあります。

確認方法はケースを閉じた状態で、蓋と本体の境目を様々な角度から見てみましょう。スマートフォンのライトで光を当てると隙間がより分かりやすくなります。また、蓋を開閉して動作の滑らかさも確認しましょう。精度の低い偽物は、この確認作業だけで見抜けるケースが多いです。

STEP

印字の位置とフォントサイズをチェック

上でも記載しましたが充電ケースの蓋を開けた内側には、シリアル番号や製品情報が印字されています。この印字の位置とフォントサイズは、偽物を見分ける重要な手がかりになります。

正規品は、ケース内側の決まった位置に鮮明な印字があります。文字のサイズは適度で読みやすく、印刷のかすれやにじみがありません。偽物の場合、印字位置が正規品とずれていたり、フォントサイズが極端に小さい、または大きいケースが見られます。また、印刷が薄くて読み取りにくかったり、文字がつぶれていることもあります。

特に確認すべきは、「Designed by Apple in California Assembled in China」という文言です。正規品はこの文字が整然と印字されています。スマートフォンのカメラで拡大して撮影すると、印字の品質をより詳しく確認できます。

STEP

ケース内部の仕上げと質感を確認

充電ケースの内側の仕上げも、真贋を見分ける重要なポイントです。正規品は細部まで丁寧に作り込まれており、内部の質感に安っぽさがありません。

正規品のケース内部は、プラスチックの質感が均一で滑らかです。AirPods本体を収納する穴の周囲も、余分な突起やザラつきがなく綺麗に仕上げられています。

金属製の充電端子部分も、配置が正確で光沢があります。偽物の場合、内部のプラスチックが粗く、触るとザラザラした感触があることが多いです。

また、AirPodsイヤホンを収納する穴の形状やサイズも確認しましょう。偽物は穴が大きすぎたり小さすぎたりして、イヤホンがガタつくことがあります。ケース全体を触って質感を確かめ、作りの丁寧さをチェックすることが大切です。

イヤホンから偽物を見分ける方法

AirPods Proイヤホンにも偽物を見分けるポイントがあります。ただし、最近の偽物は外観が本物に似ているため、判別しずらいので注意が必要です。3つの確認方法を使って慎重にチェックしましょう。

STEP

印字された文字のサイズと位置を確認

AirPods Proには、製品情報やシリアル番号が印字されています。この印字の精度が、偽物を見分ける重要な手がかりになります。

正規品は、イヤホンの軸部分に非常に小さな文字で情報が印字されています。「Designed by Apple」「Model」「Serial」などの文字が、決まった位置に整然と並んでいます。印字は鮮明で、文字のかすれやにじみがありません。偽物の場合、文字サイズが不自然に大きかったり小さすぎたりします。また、印字位置がずれていたり、文字が曲がって印刷されていることもあります。

確認する際は、スマートフォンのカメラで拡大撮影すると分かりやすいです。左右のイヤホンの印字を比較して、サイズや位置が揃っているかも確認してください。正規品は左右で完全に統一されています。

STEP

イヤホンの重量を測定して正規品と比較

AirPods Proの重量は、正規品と偽物で微妙に異なります。内部の部品や素材の違いが、重量差として表れるためです。

正規品のAirPods Pro(第2世代)は、イヤホン1個あたり約5.3gです。充電ケース込みの総重量は約50.8gになります。

一方、偽物は使用している部品が安価なため、重量が軽いケースが多いです。逆に、重量を似せるために余計な部品を入れて重くしている偽物もあります。

測定にはキッチンスケールなど0.1g単位で測れる秤があると便利です。イヤーチップを外した状態で測定してください。重量が正規品の仕様と大きく異なる場合は、偽物の可能性が高いです。

STEP

付属品の品質と同梱物の数を確認

AirPods Proは付属品が同梱されています。付属品の内容や品質も、偽物を見分ける重要なポイントです。

正規品に同梱されているのは、以下の4点です。

  • AirPods Pro本体(左右)
  • 充電ケース
  • イヤーチップ(XS、S、M、Lの4サイズ)
  • USB-C充電ケーブル
  • 説明書類(簡易マニュアル、保証書、Appleステッカー)

偽物の場合、イヤーチップのサイズが3種類しかなかったり、充電ケーブルの質感が安っぽいことがあります。また、説明書の印刷が粗雑なケースも見られます。Appleステッカーの印刷品質も確認ポイントです。同梱物の数と品質の両方をしっかり確認することで、偽物を見抜ける確率が高まります。

iOSデバイスとの接続で偽物を見分ける方法

iPhoneやiPadとの接続時の動作から偽物を見分ける有効な方法です。

正規品には独自の接続機能があり、偽物では再現できません。2つの確認ポイントを詳しく解説します。

STEP

ケースを開けた際の自動接続ポップアップを確認

正規品のAirPods Proは充電ケースを開けるだけでiPhoneに自動接続します。

この機能は偽物では正常に動作しないことが多いです。

確認方法はiPhoneのBluetoothをオンにした状態で、AirPods Proの充電ケースを開けてください。

正規品であれば、画面にポップアップが表示され、AirPods Proのイラストとバッテリー残量が表示されます。「接続」ボタンをタップするだけで、すぐにペアリングが完了します。

偽物の場合、ケースを開けてもポップアップが表示されず、通常のBluetoothデバイスと同じように、設定画面から手動で接続する必要があります。

また、ポップアップが表示されても、デザインが正規品と異なったりバッテリー表示がおかしいケースもあります。この自動接続機能は、購入前に試せる場合は必ず確認しましょう。

STEP

Bluetooth設定画面での表示内容を確認

Bluetooth設定画面での表示内容も重要なポイントで、正規品と偽物では、表示される情報に違いがあります。

確認方法は、iPhoneの「設定」から「Bluetooth」を開き、接続済みのAirPods Proをタップします。正規品であれば、以下の情報が正確に表示されます。

  • デバイス名:「AirPods Pro」または自分で設定した名前
  • 左右イヤホンのバッテリー残量
  • 充電ケースのバッテリー残量
  • シリアル番号
  • ファームウェアバージョン

偽物の場合、バッテリー表示が不正確だったり、シリアル番号が表示されないことがあります。また、デバイス名が「AirPods Pro」ではなく、別の名前で表示されるケースも見られます。

設定画面で確認できる情報の正確さと完全性を、必ずチェックしてください。

AirPods Proの機能面から偽物を見分ける方法

外観だけでは判別が難しい偽物も、機能面では正規品との差が明確にでます。

AirPods Proの主要機能を実際に使って確認する、3つの機能チェック方法を解説します。

STEP

ノイズキャンセリング機能の効果確認

ノイズキャンセリング機能は、AirPods Proのメイン機能です。偽物ではこの機能が正常に動作しません。

正規品のノイズキャンセリングは非常に優秀で、周囲の騒音をしっかりと遮断します。

電車内や街中の雑音がほぼ聞こえなくなり、音楽に集中できます。

また、軸部分を長押しして外部音取り込みモードに切り替えると、周囲の音が自然に聞こえるようになります。

偽物の場合、ノイズキャンセリング機能が全く効かなかったり、切り替え音が鳴るが実際は何も切り替わってない場合があります。明らかに違いが出ますので「おかしい」がすぐにわかります。

確認方法は、騒がしい場所で実際に装着してみることです。ノイズキャンセリングをオンにしても周囲の音がほとんど変わらない場合は、偽物の可能性が高いです。また、モード切り替え時に「ポンッ」という音が鳴るかも確認してください。正規品は明確な音で切り替えを知らせますが、偽物は音が鳴らないケースがあります。

STEP

イヤーチップ装着状態テストを実施

イヤーチップ装着状態テストは、iPhoneから装着上問題ないかのテストを行う事ができます。

この機能が正常に動作するかで確認ができます。

テストの実行方法は、まずAirPods ProをiPhoneに接続します。

次に「設定」→「Bluetooth」から接続済みのAirPods Proをタップし、「イヤーチップ装着状態テスト」を選択してください。

画面の指示に従ってテストを開始すると、音楽が再生され、装着状態が「適切な密閉状態です」または「密閉状態を調整してください」と判定されます。

正規品であれば、このテストが正常に実行され、正確な判定結果が表示されます。偽物の場合、そもそもこのテスト項目が表示されなかったり、テストを実行してもエラーになることがあります。

STEP

バッテリー表示と実際の持続時間を比較

バッテリー性能は、正規品と偽物で大きく異なります。

偽物は安価なバッテリーを使用しているため、表示と実際の持続時間に矛盾が生じてすぐにバッテリー切れになる場合があります。

正規品のAirPods Pro(第2世代)は、ノイズキャンセリングをオンにした状態で最大6時間の連続再生が可能です。

充電ケースと合わせると、最大30時間使用できます。

バッテリー残量の表示も正確で、急激に減ることはありません。偽物の場合、フル充電しても2〜3時間で電池が切れることが多いです。また、バッテリー表示が100%のまま変わらなかったり、突然0%になるなど、表示が不正確です。

確認するには、実際に数時間使用してバッテリーの減り方を観察してください。カタログスペックと実際の使用時間が大きく異なる場合は、偽物の可能性が高いです。

偽物のAirPodsを購入しないための事前対策

偽物を購入してしまうリスクを減らすには、事前対策が重要です。購入場所の選び方や価格の見極め方を知っておけば、偽物を掴む確率を大幅に下げられます。3つの対策を紹介します。

Apple公式ストアと正規代理店で購入

最も確実な方法は、Apple公式ストアまたは正規代理店で購入することです。これらの販売経路では、偽物が混入するリスクはありません。

Apple公式の購入先は以下の通りです。

  • Apple Store(実店舗)
  • Apple公式オンラインストア
  • Apple正規サービスプロバイダ(ビックカメラ、ヨドバシカメラなど)
  • 大手家電量販店の正規取扱コーナー

これらの店舗で購入すればメーカ保証が付いており、アフターサポートも充実しています。

万が一不具合にも対応してもらえるため安心です。定価になりますが、偽物を掴むリスクや返品トラブルを避けられることを考えれば、最も安心して購入できる一番の選択肢です。

新品購入を検討している方は、まず公式ストアでの購入を検討してください。

穴場の購入先はコストコ

会員制を取っているコストコでもAirPods Proを購入できます。コストコで扱っているApple製品は正規品で、しかも定価より安く購入できます。購入するためにはコストコメンバーになる必要があり、年間費がかかりますが他のApple商品もお得に購入できるので、会員になって購入するメリットはあります。

フリマサイトで購入する時の注意点

メルカリなどのフリマサイトだと価格が安い反面、偽物が混入しているリスクがあります。

出品者が意図的に偽物と認識して出品してたり、出品者が偽物と気づかず出品している事もあり得ます。

これらのプラットフォームで購入する際は、慎重な確認が必要です。

フリマサイトで購入する場合、以下のポイントを確認してください。

  • 出品者の評価が高く、取引実績が豊富か
  • 商品説明に購入時期や購入店舗が明記されているか
  • シリアル番号の写真が掲載されているか
  • 極端に安い価格設定ではないか

アマゾンで購入する時の注意点

Amazon.co.jpでAmazonマーケットプレイス出品者がApple製品を出品する場合、Amazonの審査が必要となり、承認が出たら販売出来るようになります。適切な審査が行われるので全ての出品者が審査通過するわけではないので、審査通過した出品者から購入すればリスクはかなり低くなります。

しかし問題ない事を確認する意味でレビューに「偽物だった」というコメントがないか必ず確認してください。

受け取り後は、すぐにシリアル番号の確認や機能テストを行い、偽物と判明した場合は即座に返品手続きを開始することが重要です。

Amazon本体で購入する場合は、「Amazon.co.jpが販売・発送」と表示されますので、Amazonが販売しているAirPods Proを選ぶ場合は表示を確認して選びましょう。

異常に安い価格で買わない

価格が異常に安い商品は、偽物である可能性が極めて高いです。楽しみに購入した商品が偽物だったショック、返品を受け付けてくれない不安も出てきて「安物買いの銭失い」になる心配も多く出てきます。

購入前に適正価格を理解しておく必要があります。

AirPods Pro(第2世代)の価格相場の目安は以下の通りです。

  • 新品:39,800円(定価)
  • 中古品:28,000円〜35,000円程度
  • Apple認定整備済製品:33,800円程度

この相場から大きく外れた商品、特に20,000円以下で販売されている新品や新品同様の商品は、偽物の可能性が非常に高いです。「未開封」「新品」とうたいながら28,000円以下で出品されている場合は、まず疑ってかかるべきです。

多少高くても、信頼できる販売元から適正価格で購入する方が、結果的に安心して長く使えます。「安すぎる」と感じた時点で購入しない判断も必要です。

偽物を購入してしまった場合の対処法

偽物を購入してしまったら、まずは使用を止めてください。外箱、付属品、取扱説明書は捨てず、受け取った状態にするためAirPods Proイヤホンやケーブルを外箱に入れて、現状維持するようにします。

ネットショップで購入した場合はショッピングモール経由で連絡し、返品交換ではなく返金を要求します。

ショッピングモール経由だとモール運営者側に連絡した履歴も残るのでやりとりの記録が残ります。

ショップに対して返品交換だと再度偽物のAirPods Proを送ってくる可能性が非常に高く、解決になりません。

またフリマサイトで購入した場合、動作確認が完全に完了するまですぐに受け取り手続きをしないようにしましょう。フリマサイトでは購入者保護制度が用意されています。冷静に対応して、確実に返金を受けられるようにしましょう。

フリマアプリでの返品・返金手続きの流れ

メルカリやラクマなどのフリマアプリで偽物を購入した場合、返品・返金手続きが可能です。これはフリマサイトの規約で偽物、模造品を販売できないルールがあり、不正取引のルール違反に該当します。

最も重要なのは、商品を確認するまで絶対に「受取評価」を押さないことです。受取評価をすると取引が完了してしまい、返金が非常に難しくなります。

偽物と判明した時点で、すぐに以下の手順を実行してください。

  1. 取引画面から出品者に連絡し、偽物である旨を伝える
  2. シリアル番号確認画面などの証拠写真を添付する
  3. 出品者が返品に応じない場合、事務局に問い合わせる
  4. 事務局の指示に従って証拠を提出する

メルカリの場合、事務局が偽物と判断すれば取引キャンセルと全額返金が行われます。返品時の送料も事務局が負担してくれるケースが多いです。焦らず、手順通りに対応することが重要です。

出品者への連絡と証拠の保存方法

偽物と判明したら、まず出品者に連絡する前に証拠をしっかり保存してください。出品者が返金に応じない時、運営事務局に連絡する時の証拠としても使うためです。

保存すべき証拠は以下の通りです。

  • 商品全体の写真(複数枚、様々な角度から)
  • シリアル番号の写真(ケース内部と外箱の両方)
  • Apple公式サイトでの確認結果のスクリーンショット
  • iOS 16以降の警告メッセージの画面 あれば取得
  • 配送ラベル
  • 取引メッセージの履歴

証拠を保存したら出品者に連絡します。感情的になる気持ちもわかりますが、まずは事実を冷静にかつ客観的に伝えることが大切です。「シリアル番号をApple公式サイトで確認したところ、無効でした」など、客観的な事実を示してください。

出品者が返品を拒否したり、連絡が途絶えた場合は、保存した証拠を添えて事務局に報告しましょう。

偽物の販売は規約で禁止されていますので、証拠が揃っていればフリマサイト事務局が適切に対応してくれます。

正規品のAirPods Proをお得に購入する方法

正規品を安く手に入れる方法は複数あります。偽物のリスクを避けながら、価格を抑えた購入が可能です。3つの方法を活用して、賢くAirPods Proを手に入れましょう。

Apple認定整備済製品を活用

Apple認定整備済製品は、正規品を最もお得に購入できる方法の一つです。

新品同様の品質でありながら、定価より安く購入できるため非常にコストパフォーマンスが高いです。

整備済製品とは、Appleに返品された商品やディスプレイ展示品をAppleが厳格に検査・整備した製品です。

徹底的にクリーニングされ、必要に応じて部品交換が行われています。

また新品と同じ1年間のApple保証が付いており、AppleCare+への加入も可能です。

外箱は通常商品の外箱ではなく白い専用の箱になりますが、中身は新品と変わりません。

価格は定価の約15%オフが目安で、AirPods Pro(第2世代)であれば33,000円前後で購入できます。Apple公式サイトの整備済製品ページで在庫を確認できますが、人気商品はすぐに売り切れてしまい、次回入荷も未定です。こまめにチェックして、在庫がある時に購入することをおすすめします。

信頼できる中古ショップで購入

大手の中古専門ショップは正規品かどうかの鑑定を行って買い取りしているため安心して購入できます。

これらのショップは管轄の公安委員会に古物商許可を申請しており、盗品、偽物や模造品を速やかに発見、買い取り販売を防止しています。

個人間取引より安全性が高く、保証も付いているケースが多いです。

信頼できる中古ショップの例として、以下があります。

店舗名詳細URL
じゃんぱらスマホ・パソコン・デジタル家電の中古販売
全国に57店舗以上
https://www.janpara.co.jp/
イオシス「けっこう安い。」でおなじみの中古スマホ・タブレット販売の専門店https://iosys.co.jp/
ソフマップパソコン・スマホ・家電・ゲームなどの新品・中古販売や買取を行っている大型ショップhttps://www.sofmap.com/
ゲオスマートフォン、テレビ、ゲーム機、DVD・ブルーレイまで幅広く取り扱うhttps://ec.geo-online.co.jp/

これらの店舗では、買取時に正規品チェックを行っているため、偽物が販売されるリスクは極めて低いです。また、商品ランクが明示されており、「未使用品」「美品」「傷あり」など状態を選んで手頃な価格で購入もできます。さらに、3ヶ月〜6ヶ月程度の動作保証が付いている店舗も多く、万が一の不具合にも対応してもらえます。

価格は状態によって異なりますが、28,000円〜35,000円程度が相場です。実店舗であれば実物を確認する事ができますので、実際に手に取って確認してから購入できるので安心です。

セール時期やキャンペーンを狙う

新品を定価より安く購入したい場合は、セール時期やキャンペーンで安く購入する事ができます。

タイミングを見極めれば、ポイント還元などで実質的な値引きを受けられます。

狙い目のセール時期は以下の通りです。

  • 新生活応援セール(3月〜4月)
  • ボーナス時期のセール(6月、12月)
  • ブラックフライデー(11月下旬)
  • 年末年始セール(12月末〜1月)
  • 楽天スーパーセールやPayPayジャンボなどのポイント還元キャンペーン

家電量販店では、ポイント還元率が通常10%のところ、セール時には15%〜20%になることがあります。39,800円の商品で20%ポイント還元なら、実質31,840円で購入できる計算です。

また、楽天市場やヤフーショッピングでは、定期的に大型キャンペーンが開催されます。これらを活用すれば、お得に購入できます。

まとめ

AirPods Proの偽物は年々精巧になっており、外観だけでの判別が難しくなっています。

しかし、シリアル番号のApple公式サイトでの確認、外箱や充電ケースの印刷品質チェック、ノイズキャンセリング機能やイヤーチップ装着状態テストなどの機能確認を組み合わせることで、より精度が高い偽物を見抜くことが可能です。

しかし最も確実なのは、Apple公式ストアや正規代理店での購入です。予算を抑えたい場合は、Apple認定整備済製品や古物商許可を持つ信頼できる中古ショップの活用をおすすめします。

万が一偽物を購入してしまった場合は、受取評価前に証拠を保存し、速やかに返金手続きを行いましょう。複数の確認方法を実践して、安心してAirPods Proを使用してください。

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